覗いてみるとジェラート専門店だ。女子高生が通るような道ではないので、このような場所のあることに驚いた。
小さなショーケースと椅子が数脚。店の奥には、季節の果物の段ボールが積み重なって置いてある。
桃やトマト、ラムレーズン、洋ナシなどがある。ピスタチオがあったので、それをカップで注文。プラス100円。
おまけに洋梨ジェラートがのっていた。果汁感溢れるジェラートだ。美味しい。ピスタチオは濃厚で、これはワインに合うかもしれない。ピスタチオのフレーバーはもちろん、おつまみで食べている感じ。
とても美味しかった。
何度も横を通ったが、いままで氷の文字に気が付かなかった。今日は特に暑かったので、抹茶かき氷をいただいた。あまり期待をしていなかったがコレが美味しい。
白玉もふわふわで硬くない。
店内はカウンターと奥にテーブル席がある。平日の午後だが、次々に常連らしき人たちが入ってくる。人気店のようだ。


Nu茶屋町の1F中央に、京都のRuban de Fruits An Cafeが期間限定(8/15まで)で出店。人気のFUWA FUWAかき氷がいただける。
凍らせたフルーツを削った新感覚のかき氷。優しい冷たさ。キーンとこない。
「さがほのか」のMサイズ。練乳をかける。薄く削られた果肉は、綿菓子にようなふわふわ感がある。いくらでもたべられる。
フランチャイズ化されて、様々な場所で出店しているようだ。台湾かき氷も氷と削り機器セットで同じ形態だった記憶が。
日本版許留山となって、あちこちで食べることができると嬉しい。
FuwaFuwa氷の種類は下記の通り
・いちご
・さがほのか
・いちじく
・かき
・ラ・フランス
・あまなつ
・巨峰
・マンゴー
・もも
・ブルーベリー
量は少ないので、人気の商品はすぐ売れ切れるみたいだ。

その後、美術館や奈良公園を散策し、すっかり足が疲れて喉が渇いたので、先ほど見つけたかき氷のお店に。看板には「削氷」(けづりひ)の2文字。「枕草子」の「削り氷にあまづら入れて、新しき金鋺に入れたる」からなのだろう。氷は奈良の「日乃出製氷」から仕入れているそうだ。
自分は「大海人(おおしあま)」を注文。ミルクがけの削氷の中に吉野葛餅。ぷりぷり。硬くない。後がけで、きな粉と黒蜜。なんとも言えない美味しさ。氷の削った断面が綺麗で、すっと口の中で溶ける。ゆっくり食べていたが、殆ど溶けない。不思議。スプーンがスコップ型なのは発掘をイメージしてとのこと。
店内は古代史のグッズでいっぱい。古代史ファンにとって素晴らしい場所。


ことのま あかり(近鉄奈良)
0742-26-3755
奈良県奈良市小西町2 2F
近鉄奈良駅から142m
[月・水・木] 14:00~20:00 [金~日] 11:00~21:00
定休日:火曜日
レトロなレジや時計が出迎えてくれる。老舗和菓子屋さんらしい雰囲気。創業薬50年で店主は二代目とのことで、和菓子店としては比較的新しいお店。

購入したのは道明寺餅と三色団子。いずれも綺麗な姿で惚れ惚れとする。上品な甘さ。和菓子の姿はとても大切で、上品さと野暮ったさの境目は狭い。目で季節感を楽しみ、口で味を楽しむ。食感も大切。
桜餅(道明寺餅)の色艶がよく、桜の葉もてても綺麗。関西はこちらの道明寺が一般的。東京では桜餅は長命寺と呼ばれ、焼いた皮にこし餡を巻いたもの。ここ数年は長明寺に慣れ親しんでいたので、道明寺は久しぶりだった。
三色団子は、一般的にはツヤのある餅だが、こちらはソフトなこしあん。マットな表面。可憐な発色。素敵だ。