奥入瀬渓流ホテルは隠れ家的なホテルと思っていたが、客室数は188室ととても大きい。周辺には外食できる場所が殆ど無いことから、宿泊客はここで食事をすることになる。そのため、それぞれのレストランがとても広い。チェックイン時にレストランチケットを受け取り、そこに書かれた時間にレストランに向う。17:30、一番最初の時間帯のようだ。暖炉のあるフロアから階段を降り、お店に向う。
テーブルの間隔は比較的広く、隣の席の話し声や所作などは気にならない程度。温泉宿でもあるので、風呂あがりの浴衣姿の人も多く、温泉宿の雰囲気になる。
和食膳のコースで、メインを4種類から選ぶ。肉料理二種類、魚料理二種類。星野リゾートらしい、地元の食材を使った料理が並ぶ。お昼は海鮮丼だったので、和牛ステーキの食べ比べにした。
最初は奥入瀬ビール。濃い。好きなタイプ。
八寸は季節感のある美味しい料理で日本酒によく合いそう。日本酒に切り替え。残念ながら豊盃は売り切れ。アビオスは青森七戸地区で生産されている北米原産の豆。ネットリしたあじわい。おいしい。
苺煮は青森県八戸のウニとアワビの吸い物。香りがとても良い。
お造りは奥入瀬渓流の朝霧をイメージした演出。お作りがすっかり隠れてしまい、探しながら頂いたが、面白い演出だ。
メインのお肉は溶岩石の上で焼いていただく。最後、カルバトスでフランベする演出があったがシャッターチャンスを逃してしまった。
日本酒は三種類だけだったので、料理に合わせて日本酒を飲み比べてみることはできなかった。
◎先付八寸
柿なます
菊と帆立の含ませ
海老唐墨風焼き
アピオス煮餅
玉蜀黍(とうもろこし)の豆腐
蛸山椒煮
いくらおろし
◎椀
苺煮
◎造り
取り合わせ
◎揚げ物
叩き海老新挽き揚げ
◎台の物
選べる和食膳
◎蓋物
蟹養老蒸し
◎食事
冷茶漬け
清水森なんば
◎甘味
焼林檎と栗のアイスクリーム
食後は、事前に予約していた「星空観賞シャトル」に。新月の夜のみ。なので開催期間も毎年決まっている。バスで焼山周辺の駐車場に移動。周りは灯りがなく、暗闇。時々通り過ぎる車のヘッドライトのみ。
寝袋とマットを渡されて、全員で寝袋の入り寝転ぶ。
360度見渡せる空間で、星空観測は初めてだ。プラネタリウムのような星々の光に感動してしまった。ときどき流れ星が走り抜ける。なんて素敵な時間だ。カメラをゴソゴソ取り出して撮影してみたが、三脚を用意していなかったのでブレブレに。
このツアーは是非訪れてほしい。