新宿シネマカリテで「セッションズ」を鑑賞。話題の映画だが、上映する劇場は少ない。
少年時代にポリオに感染し、首から下が麻痺し、寝たきりの状態に。詩人、作家として生活hしている中、身体障害者の性に関するインタビューをすることになり、そのきっかけで自分も性に興味を示していく。
映画の内容的には青春ラブコメディのような笑えるもので、Eテレのバリバラのような自由さのある映画だ。性に関するレッスンを通じて、精神的に成長していく姿は、まるで少年のようだ。その中で、プリオにかかったのは自分のせいではないこと、いままで厳格なキリスト教の教えから自分の心を開いていく様子は青春映画そのものだ。考えさせるものはあるが、これは娯楽映画と思ってみると、実際の主人公や周りの人たちの生き様がイキイキしていくような気がした。