【第100回 酒蔵文化道場】酒に謎あり

記念すべき100回目。今回は発酵学者で文筆家である小泉 武夫先生の講演。名刺の肩書きそうなっているが、専門の発酵学の大学授業で日本全国を駆け回っている。鹿児島大学客員教授、別府大学客員教授など8大学ほど名前が司会者から紹介されていた。また著書も多数で自宅にも10冊ぐらいはあったと思う。相棒はその中から初版本を持参しサインをしてもらった。
講演は全て自著の内容から。高齢であるが、エネルギッシュな語り口に引き込まれていく。
ひとみワイナリーのにごりワインのくだりはとても興味深かった。ワイン醸造で濁ってしまえば製品にならないが、濁り酒の旨みがたっぷりの発酵食品の美味しさを知っている先生はこれをにごりワインとして販売することを勧める。さらに長期連載中の日経夕刊のコラムで紹介したら、発足して間もないワイナリーの電話回線が問い合わせでパンクしたそうだ。

講演の後、同じホールで鏡開きと食事会。福寿の樽酒は初めて。ほのかに香る樽の香りが良い。どんどん片口の酒器にくみ取り、テーブルまで持ってきてくれた。最初の一杯と、中盤、後半で粘度や香りが明らかに変わっていくのが面白かった。

料理は季節の筍と桜鯛と。

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# by izunosuke2005 | 2017-03-11 16:00 | 日本酒 | Trackback | Comments(0)

比叡山の旅 〜 延暦寺・日吉大社

夜明け前に目が覚めた。ホテルの部屋は1階にあり、そのままベランダに出ることができる。隣の部屋とは生け垣で仕切っている程度。気温は暦ほど低くない。空を見上げると降り注ぐほどの星のかがやき。綺麗。手持ちのデジタルカメラの夜景モードで撮影。


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このまま夜が開けるまで部屋で待つ。明るくなってからホテル周辺を散策。有料道路の途中にあるホテルで、ホテル入り口近くに、料金所がある。料金所を通り過ぎると、延暦寺の石碑。ここから延暦寺の敷地のようだ。ハイキング用の道もある。オフロード自転車が通り過ぎる。

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ホテル以外には何も施設はない。しかし、ホテル内の庭を散策すると、見事な琵琶湖の景色を望むことができる。



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朝食はビュッフェではなく、テーブルサービス。

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・比叡湯葉のサラダ

・ヨーグルト

・比叡山の霊水「弁慶水」から作ったフルーツゼリー

・パン3種

・かぼちゃのスープ

・スクランブルエッグとハム・ソーセージ・ベーコン

・ドリンクバー(ブルーベリーのジュース)

湯葉とサラダが別々の器に用意されていて、湯葉をドレッシングのようにサラダにかける。湯葉が濃厚で、サラダに絡めると、これがよく合う。美味しい。新しい発見。比叡湯葉だからできるのか。

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弁慶水のゼリーがとても涼やか。

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パンはナプキンで保温。嬉しいサービス。

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スクランブルエッグはちょうどよい半熟具合。ベーコンがとてもフレッシュで、脂身も優しい味わい。いやぁ、朝食も素晴らしい。

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朝食後、09:30にホテルのシャトルバスで延暦寺に移動。このままケーブルカーで坂本に移動するつもりだったが、日中のシャトルバスのことや、延暦寺の受付から、ケーブルカーの駅までの時間や、延暦寺散策に必要な情報の説明はなし。星野リゾートのバスの運転手はどこでも饒舌で、一生懸命旅の情報を説明頂けているが、ここでは説明が足りないかな。

拝観料は資料館込みか、他のエリアも見て回るかで違うようだ。延暦寺は大きく3つのエリアに分かれていて

東側の「東塔(とうどう)」
 3月~11月8時30分〜16時30分
 12月  9時〜16時
 1月~2月9時〜16時30分

・西側の「西塔(さいとう)」
 3月~11月9時〜16時
 12月  9時30分〜15時30分
 1月~2月9時30分~16時

・北側の「横川(よかわ)」
 3月~11月9時〜16時
 12月  9時30分〜15時30分
 1月~2月9時30分~16時 

と呼ばれている。横川は東塔から距離があるので、車が必要。散策だけであれば700円、宝物館は500円。
約150ほどの堂塔があり。見て廻るのは1日以上はかかる。御朱印所も10箇所もある。
観光としても十分楽しめる場所だが、観光地化はされておらず、修行の場としての荘厳さが魅力的だった。

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ケーブルカーの駅に移動。発車時間まで余裕があったので、琵琶湖の景色を眺めたり、駅員に野鳥への餌やり体験をさせてもらったり、創業当時のままの駅舎を鑑賞したり楽しんだ。

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坂本駅に到着し、そのまま日吉大社に向かう。ホテルで事前に祈祷を申し込んでいたので、それに間に合うように敷地内を急いで歩く。祈祷後は、神の使いのお猿さんに挨拶

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日吉大社参拝の帰りに、京阪坂本駅近くにあった老舗蕎麦店の「鶴喜そば」に。登録有形文化財に指定された店舗は、まるで時代劇映画の1シーンのようだ。


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関西の観光地の蕎麦店であまりいい思い出はないが、ここは実直な蕎麦で美味しかった。
天ぷらせいろを注文。せいろは一枚。小さなせいろで量は少なく思えたが、実は深く、しっかり量があった。
海老の天ぷらの揚げ具合もよく、これもお美味しい。次訪問する時は、琵琶湖名物のうなぎの蒲焼をいただきたい。

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# by izunosuke2005 | 2017-03-05 10:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)

比叡山の旅 〜 びわ湖ホールとロテルド比叡

びわ湖ホールでのオペラ観劇予定を昨年7月ごろに決めた。自宅から日帰りで十分な場所であるが、観劇後にホテルに泊まること決めて、宿の候補を考えていたところ、最近星野リゾートに経営が代わったロテルド比叡のことを思い出して宿泊を予約。早割のプランがあり、食事付きでも、思ったより高くなかった。

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びわ湖ホールにはJR膳所駅から京阪膳所駅に乗り換えて、石場駅(びわ湖ホール前)で下車。びわ湖ホールに近い。10年前びわ湖ホールを訪れたときの記憶と一致せず、何かうら寂しい街をてくてく歩いた記憶しかない。どうやって行ったのだろうか。

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オペラはワーグナーの「ラインの黄金」。びわ湖ホールがワーグナー「ニーベルングの指環」全四作を毎年新制作する「びわ湖リング」の1回目。チケットは完売。ホールの客席は円形ホールのように弧を描いている。二階席の右側だが、ほぼ一階席と同じ高さ。舞台も全体が見渡せて見切れない。場所によっては見にくいとこがあるらしいが。写真はホールのHPから拝借。

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指 揮:沼尻竜典(びわ湖ホール芸術監督)
演 出:ミヒャエル・ハンペ
装置・衣裳:ヘニング・フォン・ギールケ
管弦楽:京都市交響楽団

舞台はプロジェクションマッピングを多用した演出。最初のライン川の人魚のシーンで、映像なのか、人物なのか区別がつかないほど融合していた。地下に入るシーンは縦に地層がスクロールしていく。
巨人は下半身役の上に歌手が乗っている。躰のサイズに合わせて、顔も大きく見せている。これは違和感があった。
※舞台写真はホームページから拝借

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演奏は京都市交響楽団で期待していなかったが、日本の地方の交響楽団にしては、しっかりしたメリハリのある演奏。管楽器がポイントだったので、安心して聴けた。

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終演後、会場から臨時バスでJR、大津駅に向かう。大津駅からJR、京都駅に。ホテルへのアクセスは京都駅八条口のシャトルバスで約45分かかる。事前の予約入らない。18:00の便を利用。京都駅周辺はラッシュ時間帯で、なかなか進まない。1号線で山科に向かい、そのあと西大津バイパスに入る。この辺りから渋滞が解消され、近江神宮あたりから比叡山ドライブウェイを通りホテルに到着。約1時間。チェックインを済ませ、すぐにレストランに向かった。
ホテルの部屋は落ち着いたインテリア。湖側の部屋ではなかったので、景色は良くなかった。各部屋にはフランスの地名が振られている。

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まずはコースの説明、その後ソムリエに色々とワインのことを相談。食前酒は地元滋賀のヒトミワイナリーの微発泡ワイン・ロゼを注文。コースはシェフのスペシャリテ。

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・氷魚とブリオッシュ 
・柚子の香り 黒米のチップスとウナギのリエット

・大イワナと和牛のラルド 春菊のサラダ

・フロマージュブラン、貴腐ワインのジュレ 繊細な鮒鮓のアルモニー

・二種の仕立ての鹿 菊芋と菊花

・フォアグラと葱 牛蒡のコンソメ仕立て

・虹鱒 白いんげん

・国産和牛ロースト トレヴィスとレフォール風味

・いちごのコンポートとキャラメル

・林檎の銀つば カルヴァドスのアイスクリーム

・小菓子とコーヒー カヌレ他

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アミューズの「氷魚」、「ひうお」は琵琶湖のあゆの稚魚。手でいただく。ほのかな味わいの繊細な料理。それと対比的にしっかりとした黒米のチップスと鰻のペースト。コクの有るあじわい。もう、最初からワインが進む。このあとケンゾーエステートのロゼをボトルでオーダーしているが、コース料理に合うかどうかが心配だったので、ソムリエに再度相談。鮒ずしの料理がこの後に控えているので、ロゼではなく、熟成させた甲州をセレクト。グラスでいただく。「鳥居平今村 ヴィンテージ・コレクション キュヴェ・ユカ・ブラン 2004」。2016年リリース。リッチな甲州。甲州らしい爽やかさではなく、ヴィンテージ・シャンパーニュのような「ひね感」があり、濃厚な料理によく合った。これは美味しい。


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チーズ、貴腐ワインのジュレ、鮒ずしの発酵三重奏。鮒ずしは控えめで、独特の香りは抑え気味だったが、もっと全面に押し出しても良かったかもしれない。

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鹿肉は2種類の食感。面白い。

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次の春菊のサラダは、春菊の香り、旨味を凝縮させたソースに、イワナと牛脂肪の濃厚な味わいの足し算。
フォアグラとコンソメの仕立ては葱と牛蒡に旨味が集まって、野菜がメインのように感じた。

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そして鮮やかな赤の鮭。白いんげんのソースとあう。鮭の皮目が美味しい。

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肉料理の3品目は和牛ロースと。ナイフがすっと入る。メニューで品数が多かったので食べきれるか心配だったが、最後の肉まで完食。

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イチゴのコンポートは小さな器に。コレも面白い。

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それとりんごのデザート。カルヴァドスのアイスクリームとりんご尽くし。これは大満足。

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ケンゾーエステート・ロゼはハーフだった。ワインリストを見間違えたかな、と思い、レストランのメニュー写真を確認すると、ワイン名に容量の記載はなかった。ケンゾーエステートもフルボトルも販売している。うーん、ハーフボトルであれば、メニューの載せるか、注文したときに教えてほしかった。
グラスワインは驚くぐらいにナミナミに注いでくれているので、サービス全体的な問題ではないと思うが。

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# by izunosuke2005 | 2017-03-04 14:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)

映画「ラ・ラ・ランド」(TOHOシネマズ梅田 本館)

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La La Land を観てきました。
様々なミュージカル映画のオマージュやジャズの話がちりばめられていて、最後まで釘づけだった。オリジナル曲も素晴らしい。
ロマンティシズム溢れるストーリーに色々な泪を流した。



最初に演奏していたジャズライブハスが、ウェストコーストで有名だったLight Houseという名前が良い。


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# by izunosuke2005 | 2017-02-26 16:00 | 映画・観劇 | Trackback | Comments(0)

ダ ジョルジョ(上野広小路)

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蔵前暮らしのときは、いつかは行こうと思って行くことができなかったピッツェリア。湯島周辺を散策しているときに、思いかけず前を通り、「ダ・ジョルジョ」のことを思い出した。日曜のランチタイムのピーク。ほぼ満席だったが、一席だけ空いていた。
入り口にピザ窯。白をベースにした店内。下町の静かな町並みの中で、ここだけがイタリアの空気になっている。

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前菜と、ピッツァ、パスタを注文。前菜は、「カンパーニャ産水牛モッツァレッラとトマトのカプレーゼ」。モッツァレラは空輸で毎日取り寄せているらしい。フルーツトマトとよく合う。

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ピッツァは「ピッツァモニカ」。マルゲリータにアンチョビとリコッタチーズ。塩気、甘みと変化に富む。生地が美味しい。耳の部分モッチリ感と、中央の薄い生地は、具材の味が引き立つ。多すぎたかなと思ったが、直ぐ食べきってしまった。とても美味しかった。

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パスタは「山形牛のボロネーゼ手打ちタリアテッレ」。ボロネーゼソースがパスタにしっかり絡みつく。

パスタ以外にも前菜、肉、魚料理のメニューも豊富。それとフランチャコルダのボトルも比較的安い。

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# by izunosuke2005 | 2017-02-19 13:00 | レストラン | Trackback | Comments(0)