カテゴリ:映画・観劇( 109 )

『ロパートキナ 孤高の白鳥』

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昨年の東京文化会館でのマリンスキーバレーで、ロパートキナ出演の舞台を見ることができなかったのが悔やまれる。

「白鳥の湖」マリンスキーバレー 
 12月4日(金) 18:30 東京文化会館
  オデット&オディール / ジークフリート
  ヴィクトリア・テリョーシキナ / キミン・キム

 12月5日(土) 12:30 東京文化会館 → こちらを観ました
  オクサーナ・スコーリク / ザンダー・パリッシュ

 12月5日(土) 18:30 東京文化会館
  ウリヤーナ・ロパートキナ / ダニーラ・コルスンツェフ

 12月6日(日) 13:00 東京文化会館
  エカテリーナ・コンダウーロワ / ティムール・アスケロフ


さて、映画はドキュメントで淡々とインタービューや舞台裏、練習の様子が映される。美しさ、華やかさは、フィルムからも伝わり、最後まで惹きつけられた。20年も頂点に立っていられる理由も納得できる。





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by izunosuke2005 | 2016-03-06 09:45 | 映画・観劇 | Trackback | Comments(0)

映画『創造と神秘のサグラダ・ファミリア』

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テアトル梅田で鑑賞。
子供の頃未完の教会ということでサグラダ・ファミリアの存在を知っているが、自分が生きているうちには完成しないと思い、あまり大きな興味を示していなかった。この映画をきっかけに、いろいろと調べていると、2026年に完成予定とのこと。映画でもあったが、反対派の区画の取得や、地下の高速鉄道など様々な課題は抱えている。そんな状況ではたして完成できるのか心配だ。
正確な設計図はあるわけではなく、ガウディの作ったファサードから想像して造形したり、様々な発展をしている。抽象的な造形に驚いたが。

◎予告編




◎完成したらこうなる



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by izunosuke2005 | 2016-01-02 17:30 | 映画・観劇 | Trackback | Comments(0)

『DENKI GROOVE THE MOVIE ?』(日本,2016)

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梅田バルト9で鑑賞
電気グループは同世代だが、雑誌で見かけるぐらいで、音楽もよく知らなかった。
ここ数年ドラマやラジオで瀧さんの面白さに魅了され、本当はどんなミュージシャン(?)かを知りたく、正月映画として見に行った。





石野卓球とピエール瀧のイチャイチャ感が面白かった。ハチャメチャなことをやりながら、何かを探し続ける姿が自分に重なった。天才型ではないので、全力で駆け抜けていかなければ、自分が納得できるところに近づいていけない、と思っているように見えた。その対極として、電気グループの関係者の人達は、みな常識的な人たちで、そのギャップの大きさにも驚いた。

◎電気グルーヴ - N.O.(1994年)




◎電気グルーヴ 『Shangri-La』(1997年)




◎電気グルーヴ 『モノノケダンス』(2008年)




◎電気グルーヴ 『電気グルーヴ20周年のうた』(2009年)



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by izunosuke2005 | 2016-01-02 13:10 | 映画・観劇 | Trackback | Comments(0)

Sylvie Guillem Final Tour 〜 兵庫県立芸術文化センタ


イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド(In the Middle, Somewhat Elevated)』(東京バレエ団)
5部構成の『インプレッシング・ザ・ツァー』(Impressing the Czar)の第二部。1987年パリ・オペラ座でギエムが初演。クラシックバレエの振り付けを基礎としているが、体操の床演技のように身体の極限を駆使し、踊り続けている。繰り返される現代音楽で焦燥感を感じる。初演の翌年にギエムはパリ・オペラ座バレエ団を退団。



TWO』(ギエム)
幽かライティングに浮かび上がるギエムの肉体に身震いした。

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ドリーム・タイム』(東京バレエ団)
チェコ出身の振付師イリ・キリアンの作品


ボレロ』(ギエム、東京バレエ団)
優しにあふれたボレロだった。
カーテンコールは何度も何度も続いた。ギエムは笑顔で答えてくれた。涙が出た。
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by izunosuke2005 | 2015-12-22 19:00 | 映画・観劇 | Trackback | Comments(0)

マリインスキー・バレエ「白鳥の湖」全3幕(東京文化会館)

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マリンスキー劇場初演120周年記念「白鳥の湖」
「白鳥の湖」は4公演。オデット&オディール / ジークフリートの配役がすべて異なる
◎2015年12月4日(金) 18:30  ヴィクトリア・テリョーシキナ / キミン・キム
◎2015年12月5日(土) 12:30 オクサーナ・スコーリク / ザンダー・パリッシュ
◎2015年12月5日(土) 18:30 ウリヤーナ・ロパートキナ / ダニーラ・コルスンツェフ
◎2015年12月6日(日) 13:00 エカテリーナ・コンダウーロワ / ティムール・アスケロフ
ロパートキナの公演はすぐに売り切れて、スコーリクとパリッシュの回に。


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オクサーナ・スコーリク Oksana Skorik(1989- )
2007年にマリンスキーバレーに入団、2015年9月にプリンシパルに。


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ザンダー・パリッシュ(1989-)
2005年英国ロイヤル・バレエ団に入団、2010年にマリンスキーバレーに入団

これも良い配役。サンダー・パリッシュの王子様役の前評判が高かったが、自分にはいま一つピンとこなかった。それよりも禁輸プギ見だったオクサーナ・スコーリクの白鳥の姿の美しさが目をひいた。
主役の周りのバレリーナたちも素敵だった。
開演前のオケの練習がオケピットから聞こえてきたが、白鳥の湖の主旋律を繰り返し演奏している。
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by izunosuke2005 | 2015-12-05 12:30 | 映画・観劇 | Trackback | Comments(0)

古の都で人々は……@パルシネマ

パルシネマで「古の都で人々は……」というテーマの二本立て。パリとローマ。古都繋がりというよりは、名作のオマージュ繋がり。

◎『ウィークエンドはパリで Le Week-End 』('13イギリス)
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監督
ロジャー・ミッシェル
『ノッティングヒルの恋人 Notting Hill 』(1999年)、『私が愛した大統領 Hyde Park on Hudson 』(2012年)
キャスト
ジム・ブロードベント(ニック・バロウズ役)
リンゼイ・ダンカン(メグ・バロウズ役)
ジェフ・ゴールド(ブラムモーガン役)

こちらは『はなればなれに(Bande à part)』(1964) へのオマージュ。日本の公開は2001年と遅い。そのあと観に行ったなぁ。どこの映画館かは忘れてしまった。
海外旅行では喧嘩はつきもの。美味しい料理を食べて、ホテルのことで不満を言ったり、偶然であった知人と食事に行ったり。似た経験があっただけに、その場に居合わせている感覚になった。
映画に登場するホテルは「ホテル プラザ アテネ パリ(Hotel Plaza Athénée Paris)」は5星ホテル。

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◎『グレート・ビューティー  追憶のローマ La grande bellezza』('13伊=仏)
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こちらはフェデリコ・フェリーニ監督の『8 1/2(Otto e mezzo)』(1963)へのオマージュ。




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孤独と空虚と深い絶望。
裸でローマ遺跡の橋に頭を打ち付けるパフォーマンス、テレビタレントの醜態、キリンを消すマジックどれも意味のない空虚なもの。初恋の人にふられ、小説が書けなくなりる。初恋の人が亡くなり、日記から実は自分のことが今でもすきであったとことを知るが、焼かれたしまい、今となっては確かめることができない。古都ローマをさまよい続け、天井に映る海を見続ける。
100歳を超えるシスターマリアが膝で階段を登る姿と初恋の人の姿を重ねていたのだろうか。
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ローマの町の美しい映像も良かったが、トニ・セルビッロの着こなしも良かった。仕立ての良いジャケットはシルエットが美しい。

ーーーーー

単身赴任で長期不在だったのでパルシネマは久しぶり。切符を券売機で買って、半券を受け取る際に、携帯用上映スケジュールと「かわら版」というミニコミ誌的なものを受け取り、映画が始まるまでに読むのを楽しみにしているが、今回は「かわら版」は配られなかった。前の上映が終わるまで、木箱の椅子に座ったり、おいているチラシを眺めたりしながら時間を潰す。かわら版のバックナンバーも置いてあったので、ひとつづつ取る。2015年1月号を読み始めると、上に「 最終号 Vol.351」の文字が。「えー!」
パルシネマの運営を若手に引き継ぎ、新生パルシネマを今年から始動されるようです。二代目支配人の小山さんは引退されたのかなぁ、と入り口を見ると、お姿を拝見することができホッとした。
幕間の小山さんの解説はなくなり、予告編にシネ・リーブル神戸上映の映画。今後どのように変化していくのだろうか。若者向けに変わっていくのか。
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by izunosuke2005 | 2015-03-28 15:10 | 映画・観劇 | Trackback | Comments(0)

映画『ヴァチカン美術館 天国への入口』

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今年三作目の美術館もの。
・みんなのアムステルダム国立美術館へ(シネ・リーブル梅田)
・ナショナル・ギャラリー 英国の至宝(シネ・リーブル梅田)
・ヴァチカン美術館 天国への入口(シネ・リーブル神戸) ← これ

鑑賞当日に映画館サイトで予約しようとしたが、全席空席。人気無い。直接映画館で購入するときでも、たった1席しか埋まっていない。上映するときには14,5人ぐらいになったが。
テレビ番組のような映画。1時間ちょっとと短い。でもバチカンの彫刻、壁画の美しさは十分に伝わってきた。

日本語版のナレーションは石丸謙二郎さん。「世界の車窓から」のおなじみの声。
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by izunosuke2005 | 2015-03-22 17:10 | 映画・観劇 | Trackback | Comments(0)

演劇『三人姉妹』(シス・カンパニー公演)

チェーホフの「三人姉妹」。ケラリーノ・サンドロヴィッチさんが演出。
東京公演 Bunkamuraシアターコクーン 2015年2月7日〜3月1日
大阪公演 シアターBRAVA! 2015年3月5日〜3月15日
大阪公演を観劇。eプラスでチケットを購入。シアターBRAVA。今回は二階席。思ったよりみやすかった。
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出演は、余貴美子、宮沢りえ、蒼井 優で三姉妹、赤堀 雅秋が長男。堤 真一が中佐、段田安則が軍医の役。
幕があがると三人姉妹が現れる。余貴美子や蒼井 優がそれぞれの役で話している時に、無言でソファに佇む宮沢りえの存在感はすごい。とても同じ人間とは思えないプロポーションに、眼力のあるヒトミ。他の登場人物とくらべても一番良く目立っていた。
幼いころ高級軍人一家として裕福な暮らしをモスクワで過ごし、父の大佐の赴任地で生活を始めるが、父がなくなると、生活がかわり、教養のない田舎ぐらしが嫌になり、モスクワに帰ることを夢見る。交流があるのは軍人たちだけ。軍人との不倫、様々な出来事が起きるが、好転することはなく、日々が過ぎてゆく。
ロシア帝国の最末期の時代で、帝制は崩れ、ソヴィエトの社会主義が目前にせまっている。そんな空気の中、不幸が続くが、絶望に諦めず生きてゆく。クライマックスもなく、淡々と進む劇は、どんなことがっても生きてゆかなければならない決意と、厳しい現実に身につまされる思いをした。余貴美子、蒼井 優の演技も良かった。堤 真一は軍服に付け髭だが、いつもの演技で、堤 真一そのものだった。
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by izunosuke2005 | 2015-03-08 13:00 | 映画・観劇 | Trackback | Comments(0)

ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』(2015年版)




梅田芸術劇場メインホール」での公演。「梅田芸術劇場」と言われて、直ぐに場所を思い出すことができなかった。旧・梅田コマ劇場で「劇場・飛天」で移転再開、その後、「梅田コマ劇場」にかわり、「梅田芸術劇場」に。「ちゃやまちアプローズ」の一部。阪急梅田駅側から移動すると、最初にホテル阪急インターナショナルのエントランス。梅田芸術劇場の案内がない。入り口はどこだろうと思い、探すと、シアター・ドラマシティのホールだった。公演案内が美輪明宏さんの舞台「美輪明宏/ロマンティック音楽会2014」だったのでびっくりしてしまった。落ち着いて地上に上がり、人混みがあるところを探すと、ホテルのエントランスの外。行ってみると、底がメインホールの入り口だった。どうもこっちのほうが正面玄関のようだ。思ったより狭いエントランスで、二階に上がる。今回は二階席。席と席の間が狭く、ちょっと窮屈。
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『ラ・カージュ・オ・フォール(籠の中の道化たち)』 (La Cage aux Folles) は、1973年にフランス、パレ・ロワイヤル劇場で初演。1978年に『Mr.レディ Mr.マダム』で映画化。1983年にブロードウェイでミュージカルになり、1984年にトニー賞を受賞。日本では1985年にミュージカルが初演(日生劇場公式サイト)され、今回が30年目。

舞台が始まると、素晴らしいショーが始まる。迫力のあるダンス。歌も良い。「ありのままの私たち/WE ARE WHAT WE ARE」。素敵な曲。

鹿賀丈史さん、市村正親さんは若かりし頃の迫力のある声ではないが、人間味溢れる。役にあった素敵な歌声であった。支配人ジョルジュを演じる鹿賀丈史さんは本当に市村正親さんが演じるアルバン(ザザ)がすきで尊敬している、その気持ちがよく伝わった。息子への愛、劇場への愛。ちょっと草刈正雄が入っている。話しかけるような歌。「砂に刻む歌/Song On The Sand」はこころに沁みた。

♪はじめて君と僕が歩いた
 浜辺の秋
 おぼえてるか?
 風に流されてきたあの歌
 不思議だけど
 おぼえてるよ♪

アルバン(ザザ)も息子をこよなく愛し、世話をする。市村正親さん完全復活し嬉しい。
心温まるミュージカル、泣けた。、本当によいミュージカルだった。なんどの再演されるの頷ける。
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日本での初演が1985年。当時は、ジョルジュが岡田真澄さん、アルバン(ザザ)役が近藤正臣さん。その後1993年からアルバン(ザザ)役は市村正親さんい代わり、2008年から鹿賀丈史がジョルジュ役になる。どの組み合わせも観てみたかった。驚いたのは、ダンドン夫人役の森公美子さんは初演当時から替わっていないこと。ハンナ役の真島茂樹さんも。
海外の映像を見ると、今回の舞台や衣装やメイク、ダンスが、かなり忠実に演出されていた。



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by izunosuke2005 | 2015-03-07 17:00 | 映画・観劇 | Trackback | Comments(0)

映画『白夜のタンゴ』(2013年、フィンランド)




元町映画館で鑑賞。
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アルゼンチの真面目そうなタンゴミュージシャン3人が、タンゴの発祥はフィンランドという説を確かめるために、フィンランドのタンゴミュージシャンに出会う旅のドキュメンタリー映画。タンゴフィンランド説を力説するのは映画監督のアキ・カウリスマキ。僅かな出演だが、このカットでこの映画の問題提起が、妙に気にかかってしまう。
タンゴの知識は全くない状態で鑑賞したので、フィンランドで出会うタンゴミュージシャン達は本当なのか疑っていたが、見ていくうちに、フィンランドでのタンゴ熱は本当だと徐々に気がついてくる。「セイナヨキ・タンゴフェスティバル」(SEINÄJOKI)という30年以上続くフィンランドで最も有名な音楽の祭典があり、スター歌手が誕生している。アルゼンチン・タンゴといえば、演奏だけのダンスミュージックだが、フィンランド版歌謡曲のようだ。
映画の中でレイヨ・タイパレ(Reijo Taipale)という人気歌手が出演する。フィンランドでのタンゴ人気は本当のようだ。それも歴史がながい。タンゴ発祥説は本当かと思い始める。曲を聞きながら、なんか聞き覚えのある、もの悲しいメロディ。これはアキ・カウリスマキ映画の中で流れる曲だ。




「マッチ工場の少女「(1990) Reijo Taipale - Satumaa




「浮雲」(1996) Markus Allan - Kuumat tuulet

いろんなことが頭のなかでつながってきた。

映画『白夜のタンゴ』で描かれる風景は、アキ・カウリスマキの映画が出てくるヘルシンキなどの都会ではなく、広大な台地。自然豊かで、あの艶やかなタンゴのメロディとは対比的な景色だ。でもフィンランド人の生活にタンゴは根付いて、フィンランドらしさが加わっている感じだった。
ほのぼのとした映画で、エンドロール後拍手が起こった。ああ、これは映画サークル的かな。
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by izunosuke2005 | 2015-02-28 14:00 | 映画・観劇 | Trackback | Comments(0)