カテゴリ:映画・観劇( 123 )

f0008686_21253792.jpg

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2017/18が始まった。今週は「不思議の国のアリス」。西宮ガーデンズのTOHOシネマズ西宮OSで鑑賞。

【振付】クリストファー・ウィールドン
【音楽】ジョビー・タルボット
【指揮】クン・ケセルス
【出演】ローレン・カスバートソン(アリス)
    フェデリコ・ボネッリ (ハートのジャック)
    ジェームズ・ヘイ(ルイス・キャロル/白ウサギ)
    ラウラ・モレーラ(ママ/ハートの女王)
    スティーヴン・マックレー(マジシャン/マッドハッター)

ローレン・カスバートソンのアリス役は素晴らしかった。3幕ともダンスしっぱなしで、それでも全身で演技。息つく暇がないほど。主役のドレスのカラーはすみれ色。赤はハートの女王の色。ローレンにはこのすみれ色がよく似合っている。彼女だから。

ハッター、帽子屋のタップダンス・バレエも圧巻。スティーブン・マックレーは今年の兵庫県立芸術文化センターオペラ座ロイヤルバレエエスプリームで、アイガットリズムのタップダンスもすごいなと思ったが、アリスのも格別。タップダンスの重心は下へ、バレエは上へと異なる重心移動を可能にしている。

f0008686_17141550.jpg
チェシャ猫。突然現れて、アリスを驚かせる。からだを分解させるシーンはとても神秘的。黒子が躰のパーツを動かしているが、移動する時の足さばきはバレーそのもの。

f0008686_17165461.jpg
白ウサギのジェームズ・ヘイも名演技。髪型でうさぎ耳を表現している。

f0008686_17213290.jpg


◎Alice's Adventures in Wonderland trailer


◎Alice's Adventures in Wonderland in rehearsal


◎Knave of Hearts Pas de deux


◎Why Alice's Adventures in Wonderland makes the perfect ballet


◎Creating Alice's Adventures in Wonderland


◎Becoming the Queen of Hearts


◎The Royal Ballet artists on Alice's Adventures in Wonderland


◎Alice's Adventures in Wonderland - The Royal Ballet behind the scenes


4年前の2013年7月東京文化会館で4日間公演。アリス役は、
サラ・ラム
チェ・ユフィ
ペアトリス・スティックス=ブルネル
本当は主役のローレン・カスバートソンが出演する予定だったが、公演の1ヶ月前に出演しないことになり、アリス役はこの3名でまわすことに。

[PR]
by izunosuke2005 | 2017-12-02 12:50 | 映画・観劇 | Trackback | Comments(0)
f0008686_14554050.jpg


作  クリストファー・ハンプトン
演出 リチャード・トワイマン
出演 玉木宏、鈴木京香、野々すみ花、千葉雄大
   青山美郷、佐藤永典、土井ケイト、新橋耐子、高橋惠子 ほか
日程 11月9日(木)~14日(火)
会場 大阪市森ノ宮ピロティホール

未亡人のメルトゥイユ侯爵夫人(鈴木京香)とヴァルモン子爵(玉木宏)の恋愛ゲーム。18世紀末のフランスが舞台だが、日本人が演じても違和感がないように、近代的な家財、服装。そして和風の生花で身近な世界に変えていく。

玉木宏の肉体美で話題だったようで、上半身裸の時間や、女優との肉体的な絡み、少女漫画のようなシーンが多い。場面展開の着替えもあえて見せている。でもよく脱いだりするな。それも派手にジャケットを脱ぎ捨ているけど、彼だから様になる。観客の99%は女性で、双眼鏡で凝視している。

ヴァルモン子爵は、貞節と評判の高いトゥルヴェル法院長夫人(野々すみ花)を落すことを楽しみ、最終的に手にい入れる。ありとあらゆる手を使い。ゲームでトゥルヴェル夫人を捨ててから、ヴァルモンの心が変っていく。メルトゥイユ侯爵夫人の依頼で手を付けたセシルの婚約者と決闘することになり、亡くなってしまうが、死に際にトゥルヴェル夫人への思いを口にする。これは嘘ではなく、本当の気持なのだろう。恋愛の征服者は常に勝利し、優位の立場にいるのではない。

さて、会場の森ノ宮ピロティホールは、とても古い劇場で、後で確認したら、昔の「大阪市立労働会館」だった。隣には近鉄のホームだった日生球場があった場所。いったん閉鎖されたが、キョードー大阪が運営する劇場に生まれ変わったようだ。




[PR]
by izunosuke2005 | 2017-11-11 18:00 | 映画・観劇 | Trackback | Comments(0)
f0008686_01124396.jpg

台風が近づいていく中、「塚口サンサン劇場」で観てきた。阪急塚口南口に「塚口さんさんタウン」のビルが三棟あり、2階の渡り廊下でつながっている。映画館は1番館にあるとのことだったので、ビルに入るが電気屋があるのみで、映画館が見当たらない。ショップの店員に尋ねると、外の出てから、ビルの北側に入口があるとのこと。台風のせいか、南口周辺が壁崩壊後の東ベルリンの景色と重なった。
映画館は昔ながらの雰囲気で、パルシネマに似ている。来月はウォン・カーワイ特集でブルーレイ上映するとのこと。ほかに興味のある作品が並ぶ。なぜ今までこの映画館に来なかったんだろう。
座席も清潔で、段になっているので、前の人の頭は視界に入らない。今日は10人程度だったが。

映画が始まる。
最初のシーンでタトゥーがしっかり入った躰が映し出され、その後幼少時代の話から始まる。バレエダンサーとタトゥーの違和感からスタート。彼のことはスターダンサーのことしか知らなかったので、戸惑う。
ウクライナの田舎で家族や先生に愛されながら、バレエを習う。幸せな時代。レッスン代を稼ぐために、母親以外は海外に出稼ぎに。そんなバラバラになった家族を一つにするためにバレエを踊り続ける。純朴な青年。その後、バレエの専門学校に進み、英国ロイヤル・バレエへの挑戦と、次々に進んでいくが両親の離婚から、バレエの目標を失う。そして自由なバレエを求めて、ロイヤルオペラを対談するが、薬や突然の退団で受け入れるバレエ団はなく、フリーで活動を続け、ロシアに移るが、自分の居場所を見つけることができない。

引退を決意し、ロイヤルオペレ時代の友人に振付を頼み、動画をアップすると、それが話題になり、少しづつダンスを続けるきっかけに("Take Me to Church" )。

Sergei Polunin, "Take Me to Church" by Hozier, Directed by David LaChapelle


勝手に退団したダンサーのイメージが強いが、地元に戻った彼の顔をみると、ダンスが好きな青年のままでいてほしいと願ってしまう。
いろいろな人が彼に助言したり、忠告したりする。でも彼は自由だった。演出家の振付どおりでなく、彼独自の工夫が、舞台ごとに変わる。ダンスすることが好きだから。誰からも支配をされず、自由だ。

チェット・ベイカーの人生と重なるところもあるが、今後彼の理解者のもとでダンスを続けることができるように祈る。今年、日本でニセ公演を企む人がいたり、そんな彼を利用する人から守ってくれる人がいてほしい。

f0008686_01124682.png

f0008686_01124984.jpg

f0008686_01125319.jpg




映画予告編(日本)




[PR]
by izunosuke2005 | 2017-10-22 15:50 | 映画・観劇 | Trackback | Comments(0)
f0008686_19143980.jpg

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2016/17

『オテロ』
【作曲】ジュゼッペ・ヴェルディ
【演出】キース・ウォーナー
【指揮】アントニオ・パッパーノ
【出演】ヨナス・カウフマン(オテロ)/マリア・アグレスタ(デスデモナ)/マルコ・ヴラトーニャ(イアーゴ)
【上演時間】3時間26分

”キング・オブ・テノール“と呼ばれるオペラ界のスーパースター、ヨナス・カウフマンが、ヴェルディの情熱的なオペラ「オテロ」に初めて挑む!



[PR]
by izunosuke2005 | 2017-09-10 16:10 | 映画・観劇 | Trackback | Comments(0)
f0008686_00341981.jpg

MET(メトロポリタン・オペラ)の2017シーズンのライブビューイングでの再上演が始まった。神戸は「109シネマズHAT神戸」(阪神 岩屋駅)にて。ちょっと不便な場所。
料金は大人3,100円(税込)と映画館では特別料金。50再割引などの、映画で一般的な割引はないが、劇場窓口購入に限り、METライブビューイングアンコール2017鑑賞済み座席指定券半券提示で300円割引がある。なので半券は捨ててはいけない。

プッチーニ《トゥーランドット》09-10 上映時間:3時間4分
指揮:アンドリス・ネルソンス 演出:フランコ・ゼフィレッリ
出演:マリア・グレギーナ マリーナ・ポプラフスカヤ
9/2(土)~9/4(月)ー10:30

ヴェルディ《ナブッコ》16-17 上映時間:3時間3分
指揮:ジェイムズ・レヴァイン 演出:エライジャ・モシンスキー
出演:プラシド・ドミンゴ リュドミラ・モナスティルスカ
9/5(火)~9/7(木)ー10:30

グノー《ロメオとジュリエット》16-17 上映時間3時間15分
指揮:ジャナンドレア・ノセダ 演出:バートレット・シャー
出演:ディアナ・ダムラウ ヴィットーリオ・グリゴーロ
9/8(金)~9/10(日)ー10:30

ヴェルディ《椿姫》16-17 上映時間:2時間51分
指揮:ニコラ・ルイゾッティ 演出:ヴィリー・デッカー
出演:ソニア・ヨンチェヴァ マイケル・ファビアーノ
9/11(月)~9/13(水)ー10:30

モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》16-17 上映時間:3時間31分
指揮:ファビオ・ルイージ 演出:マイケル・グランデージ
出演:サイモン・キーンリーサイド ヒブラ・ゲルツマーヴァ
9/14(木)~9/16(土)ー10:30

R・シュトラウス《ばらの騎士》16-17 上映時間4時間24分
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ 演出:ロバート・カーセン
出演:ルネ・フレミング エリーナ・ガランチャ
なんば・神戸 9/17(日)~9/19(火)ー10:30

ロッシーニ《湖上の美人》14-15 上映時間3時間21分
指揮:ミケーレ・マリオッティ 演出:ポール・カラン
出演:ジョイス・ディドナート フアン・ディエゴ・フローレンス
なんば・神戸  9/20(水)~9/22(金)ー10:30

ビゼー《カルメン》09-10 上映時間3時間24分
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン 演出:リチャード・エア
出演:エリーナ・ガランチャ ロベルト・アラーニャ
なんば・神戸 9/23(土)~9/26(火)ー10:30

ワーグナー《タンホイザー》15-16 上映時間4時間32分
指揮:ジェイムズ・レヴァイン 演出:オットー・シェンク
出演:ヨハン・ボータ ペーター・マッテイ
なんば・神戸 9/27(水)~29(金)ー10:30


いずれも10:30と映画館の一番の上映時間。でもおわるのが14:00〜15:00の間でランチが難しい。買って入り、休憩時間に扠さっと食べるか、終わってから遅いランチにするしか無い。
いずれも1,2回休憩があるが、その間インタビューや、幕間の様子がずっと映されているので、トイレ休憩ぐらいの時間しかない。
今回初めてライブビューイングを経験して、初めて知ったことだが、今回は終わってから食べにいいくことにしていたので、ランチは後回しに。

映画館の座席は座りやすく、ゆっくり見ることができた。
今回は「トゥーランドット」。いままで何度か日本人の舞台で観たことはあったが、解説や字幕が見やすいことと、豪華な演出や演技の素晴らしさに、「トゥーランドット」のイメージが一変した。まるで劇場にいる感覚になり、十分楽しめることができた。



[PR]
by izunosuke2005 | 2017-09-03 10:30 | 映画・観劇 | Trackback | Comments(0)

オペラ座&ロイヤル 夢の競演 “バレエ・スプリーム”(芸術文化センター)

<第1部>英国ロイヤル・バレエ団
<第2部>パリ・オペラ座バレエ団
<第3部>パリ・オペラ座&ロイヤル合同チーム

◆パリ・オペラ座バレエ団
『エスメラルダ』(プティパ振付) 
 オニール八菜/ユーゴ・マルシャン
チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ 
 マチアス・エイマン/ミリアム・ウルド=ブラーム
『白鳥の湖』第3幕よりパ・ド・ドゥ 
 レオノール・ボラック/ジェルマン・ルーヴェ
『マンフレッド』
 マチアス・エイマン
 
◆英国ロイヤル・バレエ団
『ラプソディ』(アシュトン振付)  
 ヤーナ・サレンコ/スティーヴン・マックレー
『ジゼル』第2幕よりパ・ド・ドゥ 
 高田茜/ベンジャミン・エラ
『白鳥の湖』第2幕より 
 金子扶生/フェデリコ・ボネッリ
アイ・ガット・リズム 
 スティーヴン・マックレー

◆パリ・オペラ座&ロイヤル合同チーム
『眠れる森の美女』 ディヴェルティスマン


[PR]
by izunosuke2005 | 2017-08-01 18:30 | 映画・観劇 | Trackback | Comments(0)
f0008686_23331898.jpg

<解説(映画.com)>
世界最高峰のバレエ団として名高いパリ・オペラ座バレエ団の舞台裏に迫ったドキュメンタリー。「ロパートキナ 孤高の白鳥」「至高のエトワール パリ・オペラ座に生きて」などバレエが題材のドキュメンタリーを多く手がけてきたマレーネ・イヨネスコ監督が、現役トップダンサーたちとその指導者、オペラ座バレエ学校の子どもたちの姿を通し、夢と伝統が受け継がれていく様子をとらえた。古典からコンテンポラリーまで数々の演目が全編を通して登場するほか、人気エトワールのマチュー・ガニオが語るダンサーとしての本音や新作に取り組む様子、ウリヤーナ・ロパートキナのリハーサル風景なども収録。

<出演者>
マチュー・ガニオ Mathieu Ganio エトワール
アニエス・ルテステュ Agnès Letestu 元エトワール
ウリヤーナ・ロパートキナ Ulyana Lopatkina プリンシパル
オニール八菜 Hannah O'Neill プルミエール・ダンス―ズ
バンジャマン・ペッシュ Benjamin Pech 指導者・振付家

>

[PR]
by izunosuke2005 | 2017-07-30 14:30 | 映画・観劇 | Trackback | Comments(0)
f0008686_01470085.jpg

[PR]
by izunosuke2005 | 2017-06-17 17:30 | 映画・観劇 | Trackback | Comments(0)
f0008686_21331171.jpg

ボリショイ・バレエの白鳥の湖。東京では5公演

6月7日(水)18:30「白鳥の湖」スミルノワ/チュージン
6月8日(木)13:00「白鳥の湖」ステパノワ/オフチャレンコ
6月8日(木)19:00「白鳥の湖」ザハーロワ/ロヂキン
6月11日(日)18:00「白鳥の湖」ステパノワ/オフチャレンコ
6月12日(月)18:30「白鳥の湖」スミルノワ/チュージン

f0008686_21332100.jpg

このうち6/8のザハーロワ/ロヂキンがベストの組み合わせで、チケットも一番高い。
せっかくなので1年前の発売時に購入。

「白鳥の湖」(ジャパン・アーツから転機)
 国中から成人の誕生日を祝福される王子ジークフリートだが、母である王妃から花嫁を選ぶよう命じられ、心は晴れない。未知の世界への不安から逃れるようにたどりついた湖で白鳥たちに出会い、王子は中でもいっそう気高く美しい白鳥の姫オデットと恋に落ちる。悪魔の呪いで白鳥に変えられたオデットや他の娘たちを救うため、永遠の愛を誓う王子。しかし花嫁選びの舞踏会で王子は悪魔に連れられたオデットに良く似た黒鳥の姫オディールに愛を誓ってしまう。悲しみにくれ、嘆きつつも王子を赦すオデット。真実の愛を見つけた王子は悪魔に最後の闘いを挑むが・・・。

映画、テレビと何度も観ているが、ボリショイ版の「白鳥の湖」には心が打たれた。特にパドドゥでのザハーロワの可憐さ、悲哀に目が釘付けとなった。

東京文化会館のクラシカルな雰囲気も気持ちを高めてくれる。

f0008686_21332325.jpg
f0008686_21331627.jpg
f0008686_21331283.jpg
f0008686_21330772.jpg

[PR]
by izunosuke2005 | 2017-06-08 18:30 | 映画・観劇 | Trackback | Comments(0)
現在デジタル・リマスター版の「男はつらいよ」を放送中。
第7作の奮闘編は、榊原るみが演じる青森出身の少女がヒロイン役。今では企画の段階で却下される内容だが、人々の人情が溢れ出ている作品。作品の一瞬を切り取ることで、そのシーンで使われている言葉が暴力を含むことがあるが、作品全体では優しさに溢れている。

「男はつらいよ」の魅力は義理人情以外にも、画面の構図の美しさがある。フランス映画のようだ。
ラストでさくらが寅次郎を探しに、青森の日本海側をバスで移動するシーンは美しい。

f0008686_726553.jpg


f0008686_727563.jpg


f0008686_7271344.jpg


f0008686_7272275.jpg


f0008686_7273156.jpg


f0008686_7274084.jpg

[PR]
by izunosuke2005 | 2017-05-13 18:00 | 映画・観劇 | Trackback | Comments(0)

ワイン、レストランそれと旅行の記録


by izunosuke2005