正月明けの「居酒屋をさむ」。最初はビールで乾杯。
お通しは、「黒豆のポタージュ」、「むしどり」、「ブリと菜の花のブルスケッタ」。ポタージュは黒豆のほんのりと甘さと、コクがあり、美味しい。飲み終えた後も、器を舐めてしまいたい気持ちになる。蒸鶏はしっとりとして、柔らかい。最高の状態。ブルスケッタは尖った美味しさ。お酒と合う。
今日のワインは「Greco IGT Beneventano/Taburni Domus」。イタリア、カンパーニャ州IGT ベネヴェンターノ。ギリシャ原産のブドウ品種、グレコ。濃い黄色。ミネラル感がここちよい。
お刺身は三人前。注目は「伝助穴子」と稚魚の「のれそれ」。親子。柳の葉のように平べったい。透明。地引網で、目的の魚の上に乗ったりそれたりすることから「のれそれ」と呼ばれているらしい。塩オリーブと。不思議な食感。おいしい。それと、天然鯛昆布〆、天然ブリ、タコ、イカ、薬味と一緒に山芋の短冊。
「殻付き蒸しガキ」。ぷっくりと太った牡蠣。牡蠣の風味が広がる。
「野菜たっぷりサラダ」。ブロッコリー、カリフラワー、キュウリ、トマト、人参、レタスなど。チーズで味が濃厚になり、おかずのようなサラダ。
それと正月らしく、「数の子の粕漬け」。見た目は数の子だが、酒粕の風味がしっかりと纏わって、上品で美味しい。
メインは「オーストラリア産羊肉」。赤身はしっとりとしている。骨はしゃぶりついて、肉を削ぎ落とす。肉の周りにはしっかりとした脂身も。これがまた美味しい。羊らしい風味もあり、好きな料理。
そして、シメのご飯物は「鉄板チャーハン」。最初はそのままで、次に三つ葉をのせて、スープチャーハンに。