大阪駅北側の地下2階レストラン街「ルクアイーレ・バルチカ」にあるカレー専門店。谷町の「旧ヤム邸」の支店。食堂車をイメージした店内で、カウンター席はかなりの激狭。
ランチメニューは4種類の月替りのカレーに、2種類を選ぶ「あいがけカレー」、3種類を選ぶ「トリプルカレー」、それと全種類の「オールがけカレー」。それに後かけする、ルゥポットの「ヤムカレー」が付く。カレーはいずれもキーマカレータイプだ。ここのカレーの特徴は、「混ぜる」。はじめはそれぞれのカレーの味を楽しんで、カレー同士を混ぜ合わせて、その変化を楽しみ、さらにルーポットのカレーで辛さ、香りを替えてまた楽しむ。
今月のカレーは、
A「四種のキノコと食べる山椒牛豚キーマ」
B「パクチー地方の初夏ポークキーマ」
C「ジュワッと高菜と豆苗の甘辛鶏キーマ」
D「ジャンさん進化系、梅、牛蒡、枝豆で作る甘酸っぱいカレー」
で、ルゥポットは、和風か、黒ゴマココナッツ。
前回ははじめてだったので「あいがけカレー」にしたが、今回は「オールがけカレー」に挑戦。ライスも玄米とターメリックライスがいずれも付く。
カオスのカレー。思ったよりそれぞれのカレーの区別がつきにくい。それぞれの位置から一口づつ楽しむ。辛さは控えめ、即効性、遅効性もそれほど辛さは感じない。でも後で、じんわり汗をかく。香辛料も控えめと思った。味を確認しながら食べるので、クイズの回答を考えているみたい。
小皿に分けるとカレーの特徴がわかりやすいと思うが、混ぜやすさはこの盛り方がベストなのだろう。
ルゥポットのカレーを混ぜることで黒ごまの香りが加わる。辛さも少し増した気がした。
ライスは日本米。できればドライなインディカ米の方が合うと思った。
もう少しインパクトの強い香りを想定していたが、全体的にマイルドな印象。