扉を開けると落ち着いた空間が広がる。カウンターは奥行きがあり、隣との距離も十分ある。デザインも素敵だが、家庭的な雰囲気もあり、寛げる。
まず最初に突き出し。ジャガイモのポタージュ、鶏、生春巻き。素敵な 器。綺麗。お酒によく合う料理。期待が膨らむ。
メニューからマーカーが引かれたオススメの料理を中心に品定め。
刺身から金目鯛の昆布じめを注文。皮目は炙りで香ばしい。旨味が凝縮されている。わさびがやわらかな辛さ。アルコールはビールでスタートしたが、すぐに日本酒に切り替え。ガラスの器が綺麗。
次は水ナスとホタテのサラダ。野菜の種類が多い。水ナスの他に、ヤングコーン、シャンツァイ、ミニトマト、水菜、きゅうり、オクラなどなど。ドレッシングも塩加減がちょうど良い。色目も綺麗。
相棒は燗酒に移行。遺跡から発掘された鉄器のような酒器。お猪口は自分で選べる。
次にアサリの酒蒸し。大きなアサリ。身がぷっくりとしている。美味しい。
ホワイトアスパラガス。大きい。卵とベーコンで。相棒はここでカヴァに切り替え。
鹿児島産白美豚肩ロース味噌漬け。味噌の風味が絶妙。豚肉の旨味が増している。豚肉もキメが細かい。今日のお気に入りの一品。
最後は鉄板チャーハンで締めに。カウンターの前の鉄板では次々と美味しい料理が出来上がっていく。他の人の注文の料理も食べたくなってしまう。チャーハンの出来上がる過程を楽しみながら出来上がるのを待つ。チャーハンには出汁と三つ葉。ひつまぶしのように、そのままで味わった後に、スープをかける。これがとても美味しい。お腹がいっぱいになっていたが、するするとお腹の中に。
何を頼んでも美味しい。さらに料理の器や取り皿も素敵で、見ているだけでも楽しい。
素敵な居酒屋に出会えた。