オープンしたばかりの広東料理店。外観は昔ながらの喫茶店だが、店名の「粤香」から本格的な香港スタイルのレストランのイメージが。向かいのイタリアンに行くつもりだったが、美味しそうだったので、こちらに行くことに。
土日の限定ランチは1600円。今回は2,200円のコースランチ九龍を注文。
最初はホタルイカとスモークサーモンの前菜。良いスタート。
次に点心。みに蒸籠に焼売。熱々のプリっとした焼売。様々な食感、香り。とても美味しい。
ここからメインを4品中二品選べる。相棒と二人なので全種類に。最初は鶏の唐揚げ。シンプルにケチャップまたは塩でいただく。
次は土鍋の麻婆豆腐。こちらも香りが良い。辛味のタレをご飯に絡ませる。
黒酢の酢豚。カリカリの豚肉とサツマイモが甘みと酸味の深い味わいの餡と絡まる。水飴のようなソースで、これがとても美味しい。スプーンでソースを拭い取り、ご飯と一緒に。美味しさにも驚いたが、フランス料理のような盛り付けにも惹かれてしまった。
最後は回鍋肉。これも三枚肉とキャベツの絶妙な火のとおり具合が良い。こちらもご飯泥棒。大盛りにしておくことをおすすめします。
最後にデザート。マンゴープリン。良く中華料店で出されるマンゴープリンとは異なり、生のマンゴーを思わせるような、食感と香り。カクテルグラスの景色も良い。
全体を通して、ホテルの中華料店のランチコースのような流れ。オーナーシェフの張済桂さんはヒルトン大阪「王朝」、ホテルオークラ神戸「桃花林」、香港「玉蕾」副総料理長の経歴のかた。料理や盛り付けのクオリティも頷ける。なんて素敵なお店が近所に!!これはオススメだ。次の観劇後のディナーに決めた。