演劇『三人姉妹』(シス・カンパニー公演)

チェーホフの「三人姉妹」。ケラリーノ・サンドロヴィッチさんが演出。
東京公演 Bunkamuraシアターコクーン 2015年2月7日〜3月1日
大阪公演 シアターBRAVA! 2015年3月5日〜3月15日
大阪公演を観劇。eプラスでチケットを購入。シアターBRAVA。今回は二階席。思ったよりみやすかった。
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出演は、余貴美子、宮沢りえ、蒼井 優で三姉妹、赤堀 雅秋が長男。堤 真一が中佐、段田安則が軍医の役。
幕があがると三人姉妹が現れる。余貴美子や蒼井 優がそれぞれの役で話している時に、無言でソファに佇む宮沢りえの存在感はすごい。とても同じ人間とは思えないプロポーションに、眼力のあるヒトミ。他の登場人物とくらべても一番良く目立っていた。
幼いころ高級軍人一家として裕福な暮らしをモスクワで過ごし、父の大佐の赴任地で生活を始めるが、父がなくなると、生活がかわり、教養のない田舎ぐらしが嫌になり、モスクワに帰ることを夢見る。交流があるのは軍人たちだけ。軍人との不倫、様々な出来事が起きるが、好転することはなく、日々が過ぎてゆく。
ロシア帝国の最末期の時代で、帝制は崩れ、ソヴィエトの社会主義が目前にせまっている。そんな空気の中、不幸が続くが、絶望に諦めず生きてゆく。クライマックスもなく、淡々と進む劇は、どんなことがっても生きてゆかなければならない決意と、厳しい現実に身につまされる思いをした。余貴美子、蒼井 優の演技も良かった。堤 真一は軍服に付け髭だが、いつもの演技で、堤 真一そのものだった。
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by izunosuke2005 | 2015-03-08 13:00 | 映画・観劇 | Trackback | Comments(0)

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