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東北さくらの旅(2日目) 〜 三内丸山遺跡

大鰐温泉駅の自動販売機。青森県限定のストレート果汁の林檎ジュース。品種別にある。「青森つがるりんご」 と「王林」。JR東日本ウォータービジネスとJAアオレンの共同開発。JAアオレンといえば、ねぶたシリーズのりんごジュースで有名。おいしくて当たり前。毎年デザインや味が異なっているようで、地元でも人気の商品だそうだ。
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こちらは新潟県のこしひかりのお茶
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最近は美少女で擬人化したキャラクターが流行っている。一時的な流行か。
鉄道むすめ」は鉄道模型のトミーテックが実在する鉄道事業者の様々な職種のキャラクターを集めたコンテンツ。フィギュア等の商品がある。このうち青森県の鉄道業者を集めたのが「青森県鉄道むすめ」。
・八戸ときえ … 青い森鉄道株式会社/駅員
・清水なぎさ … 十和田観光電鉄株式会社/アテンダント
・芦野かな … 津軽鉄道株式会社/アテンダント
・平賀ひろこ … 弘南鉄道株式会社/トレインキャスト
・七戸ちびき … 南部縦貫鉄道/車掌
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津軽一号で大鰐温泉駅から新青森駅に向う。約40分。
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新青森駅に着くと向かいのホームに特急スーパー白鳥(789系)が停まっている。新青森〜函館間を運行。車体に描かれているHEAT789はHokkaido Express Advanced Trainの略。789はJR北海道が特急車両で789系電車。川崎重工業製。成田エキスプレスに似たデザイン。こっちは東急車輛製造、近畿車輛。
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改札を通ると、ねぶたのオブジェがお出迎え。2010年に完成したまだ新しい駅舎。近代的な作り。
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三内丸山遺跡には巡回バスで行くことができるが、運行本数が少ないので、タクシーで向う。
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ぎりぎり10時の無料ツアーに間に合った。施設も無料なので、歩き始めた団体にそのまま合流。最初に遺跡の全景の模型。広大な敷地面積。野球場を建設中に遺跡があることがわかり、建設を中止。ただし、青森新幹線は敷地の一部を通過しているそうだ。
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三内丸山遺跡は約5500年前~4000年前の縄文時代の集落跡。1000年の長い間定住している。縄文人は狩猟中心で、集落を転々としていたという認識だったが。平成4年からの発掘調査で集落の様子がわかり、DNA分析で栗の栽培もわかってきたそうだ。

盛土は竪穴住居や大きな柱穴などを掘った時の残土、排土や灰、焼けた土、土器・石器などの生活廃棄物をすて、それが何度も繰り返されることによって周囲より高くなり、最終的には小山になったもの。遺跡内の構造物は全てレプリカだが、盛土などは空調設備を整えた設備内に保存されている。
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竪穴住居
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土坑墓
盛土近くまで迫った子供の墓。平均寿命が30歳。子供の墓が多く、出産まもなくなくなることも多かったらしい。どれも同じ埋葬方法で、特権階級があった形跡は見られないそうだ。主食がクリなので栄養状態はかなり悪いのだろう。
集落の入り口は海に向かっており、最初にお墓のエリアを通るようになっている。
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掘立柱建物
寒い地方だが、小動物から食料を守るための工夫。
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大型掘立柱建物
地面に穴を掘り、柱を建てて造った建物跡です。柱穴は直径約2メートル、深さ約2メートル、間隔が4.2メートル、中に直径約1メートルのクリの木柱。実際の跡地は保存施設内。そこの栗の木の一部はレプリカで、発掘された栗の木は博物館内に保管。復元した大型掘立柱建物で使われた栗の木はロシアのソチから輸入。今の日本では調達できない。
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大型竪穴住居跡
長さ約32メートル、幅約10メートル。集落の中央付近から見つかることが多く、集会所、共同作業所、共同住宅などの説。
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最後に遺跡の全景を眺めながら博物館「さんまるミュージアム」に向う。
土器展示ステージ
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三内丸山遺跡を中心とした交易、交流の図解。出土した石などからわかる。かなりの広範囲の交流の様子が伺える。当時は青森を中心とした文化圏があったのだろうか?
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この後、再びタクシーに乗り込み新青森駅に戻る。
by izunosuke2005 | 2014-04-27 09:30 | 旅行記

ワイン、レストランそれと旅行の記録


by izunosuke2005