人気ブログランキング | 話題のタグを見る

タナ・ノートン[2007]【ココ・ファーム・ワイナリー】

タナ・ノートン [2007] ココファーム・ワイナリー
生産地:日本 栃木県足利市
生産者:ココファームワイナリー
品 種:タナ ノートン

リブゴーシュさんに教えてもらったワイナリー。隣接する知的障害者更生施設こころみ学園から原材料のブドウを仕入れている。
1984年 最初のワインを出荷する。
1989年 アメリカから醸造技師ブルース・ガットラヴを招聘。
2000年 九州沖縄サミットの晩餐会での乾杯に用いられたことで著名になった。
2008年 北海道洞爺湖サミットでの総理夫人主催夕食会で同社のワインが使用された。
ブルース・ガットラヴの功績が大きく、日本のワインでありながら、アメリカ人のコンサルティング醸造家であることが、国際会議で提供される大きな要因の一つなのであろう。日本人醸造家でも素晴らしい仕事のワインもあるが、ワイン後進国日本の現状かもしれない。しかし、近年世界的に知られるようになり、今後ブームが訪れるのかもしれない。
【参考】
http://www.cocowine.com/winery/bruce/bruce.html
http://www.7midori.org/katsudo/kouhou/kaze/miserarete/07/index.html

手頃の値段の農民ロッソは、最近百貨店でも見かけるようになったが、せっかくなので2007年のタナノートンを購入。深みにある赤。濃厚なブドウ果汁感。スパイスの香りがここちよい。リッチなテイストはパンチの効いた料理にも負けない勢い。熟成させてから、どれだけ成熟するのかが楽しみ。

ワイナリーの説明文
「 中心部が漆黒となるほど深い紫色。プラム、ブラックベリーのような黒いフルーツの中に石、すみれ、スパイスの複雑な香り。口に含むと、リッチな深み、十分な果実味。そして、やわらかい渋味としなやかな酸味が長い余韻を誘う長期熟成可能なフルボディの赤ワインです。
「タナ・ノートン」は様々な面で“はじめて”のワインです。タナ種のワインが日本でつくられ、商品化されることは初めてで、また、ノートン種からつくられた日本のワインも初めてなのです。私たちが日本のファイン・ワインをつくる課程で、海外のワイン産地と比べたとき、日本のまさに独特な土壌と気候は私たちを困惑させました。しかし、世界中のワイン産地の中には日本によく似た地域があったので、その地域から日本でうまく育つ品種を持ってきて、自分たちの畑で育てました。その結果、濃い色、芯、果実味、ストラクチャーを持ったワインをつくれたことに満足しています。中心部が漆黒となるほど深い紫色。プラム、ブラックベリーのような黒いフルーツの中に石、すみれ、スパイスの複雑な香り。口に含むと、リッチな深み、十分な果実味。そして、やわらかい渋味としなやかな酸味が長い余韻を誘う長期熟成可能なフルボディの赤ワインです。」
by izunosuke2005 | 2011-01-10 22:49 | 日本のワイン

ワイン、レストランそれと旅行の記録


by izunosuke2005